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2017.12.18

シュトレン


もうすぐクリスマスですね。クリスマスにはいろんな食べ物があります。今回はドイツのクリスマスケーキ、stollen(シュトレン)の歴史について書いてみたいと思います。私はパン教室でドイツの伝統的なレシピを元にシュトレンの作り方を教わりました。もともとレーズン入りのケーキはあまり好きではなかったのですが、このパン(シュトレン)は本当においしくてその味にはまり、毎年クリスマス時期にはこのレシピでシュトレンを作っています。

 

シュトレンの歴史は古く、ドイツのザクセン州ドレスデンが発祥の地とされ14世紀ナウムブルク(Naumburg)の当時の司教への贈り物でそれがシュトレンの原点とされているそうです。私のパン教室の先生から聞いた話では、当時ヨーロッパなどでオレンジやレモンなど南国のものは簡単には手に入らず、クリスマスの時期だけは特別にということでバター、レモンピール、オレンジピール、アーモンドなどの材料をたっぷり使ったパンを作ることが許されたそうです。あるサイトによるとキリスト教の断食期間である四旬節(しじゅんせつ)にはバターと牛乳の摂取が禁じられていたため、水、オーツ麦、甜菜の根の油を使用していたそうです。この味気のないシュトレンに不満を持ったザクセン選帝侯エルンストと弟アルブレヒトはローマ教皇へバター・牛乳摂取禁止令の撤廃を懇願し、1491年にようやく「バター食用許可証(Butterbrief)」が公布されたそうです。

 

白い粉砂糖に覆われ独特な形状についてはいくつか節があるそうですが、キリストのおくるみを模したというのが一般的です。ドレスデンには伝統的な味を守るために小麦粉やバター、ドライフルーツの量を細かく規定したレシピがあり、忠実に守ったものだけが「ドレスナー・シュトレン」として販売されているそうです。

 

ぽれぽれ